ニキビ跡・毛穴治療で話題のピコフラクショナルのダウンタイムはどれくらい???
公開日:2021/04/02 更新日:2023/04/07
クリニックスタッフのNです。
前回は、目のまわりだけ治療をしたピコフラクショナルを、今回はお顔全体に治療を致しました。
前回同様、上記の写真は通常のピコフラクショナルのパワーで半顔、下記の写真は1/4のパワーで半顔いたしました。
結論から先に申し上げますと、「通常の強さでまた全顔の治療をしたい!!」
それほど、毛穴が引き締まり、肌がツルンとした印象です。
(写真でわかりますかね???)
当院でピコフラクショナルをされる患者様の多くは、リピートされる方が多いです。
「1週間のダウンタイムがあるけども、あの後のツルンとした感じがよい」
「治療を終え、2~3時間後にはほぼ痛み落ち着く」
「翌日以降、周りが思っているよりも痛みはない」
そして皆様が同じようにおっしゃるのは、
「一度ピコフラクショナルの治療をすると、不思議とまたやりたくなる・・・癖になる」と・・・
当院には、フラクショナルレーザーが3種類あります。
・eCo2 (炭酸ガスフラクショナル)
・ピコフラクショナル
・ルビーフラクショナル
にきび、ニキビ跡に主につかわれるのは、eCo2やピコフラクショナルです。
肌質改善、ニキビ跡の治療に、現在ダーマペンがSNSなどでも人気の治療ですが、ダーマペンをやるならば、個人的にはピコフラクショナルがおススメです。
器械の機能、パワー調整、肌へのアプローチが全く異なるからです。
ピコレーザーについて説明をさせていただきます。
そもそも、ピコとは長さを表す単位です。
センチメートルからピコメートルまでの順番を並べさせていただきます。
センチメートル(㎝)≫ミリメートル (mm)≫マイクロメートル (µm)≫ナノメートル (nm)≫ピコメートル (pm) このような順番になります。
レーザー治療は、肌の状態、特性に合わせたレーザーの波長と照射時間(パルス幅)がとても重要となります。
従来のレーザーは、パルス幅が『ナノ秒』に対し、ピコレーザーのパルス幅はその1000分の1秒の『ピコ秒』という非常に短い照射時間(パルス幅)です。
この『ピコ秒』という極めて短い照射時間(パルス幅)のため、従来のレーザー機器と比較して熱ダメージが少なく、痛みの少ない治療が可能です。
レーザーは照射時間が短時間であればあるほど、皮膚を熱変性させずに、色素を破壊させることができます。ピコフラクショナルは、『ナノ秒』より早い『ピコ秒』での照射ができるレーザーの為、周囲へのダメージが小さく治療ができます。
従来のフラクショナルレーザーは、肌の表面にごく微細な穴を開けることで、熱エネルギーを真皮へ届け、熱エネルギーが真皮に届き、コラーゲン増殖が活性化され、エラスチンが再生、皮膚細胞が再生されます。肌の表面に穴をあけているためダウンタイムが長いというリスクがあります。
一方、ピコフラクショナルでは、レーザーの衝撃波で表皮内に微細な穴を作ります。その穴の刺激で、肌内ではコラーゲン増殖が活性化されエラスチンが再生、皮膚細胞が再生されます。つまり、ピコフラクショナルは、肌表面を傷つけずに、コラーゲン増殖の活発とエラスチン再生を促すことが出来ます。
そのため、従来のフラクショナルレーザーよりダウンタイムが短くなりました。
皮膚の再生力によってコラーゲンを活性化させ、老化したお肌を入れ替えることによって、シワ・ニキビ跡・毛穴の開きなどが期待できる治療となります。
シワ・ニキビ跡・毛穴の開きなどにお悩みの方は、是非お気軽にお問合せ下さい。
ピコフラクショナル
全顔:33,000円(税込)
麻酔代
全顔:3,300円(税込)
施術名:Qスイッチルビーレーザー
施術の内容
Qスイッチルビーレーザーはメラニン色素に強く反応するレーザーで、正常な皮膚へのダメージを少なく、シミ、そばかす、あざなどの治療を行います。治療のリスク・副作用
内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、色素沈着などを生じることがあります。また、ごくまれに白抜けする可能性があります。
治療費
5mmまで11,000円(税込)、1cmまで22,000円(税込)
治療期間
3ヶ月程度
通院回数
4回程度