高濃度ビタミンC点滴で病気が改善された症例
公開日:2018/01/15 更新日:2018/11/12
点滴療法は臨床試験をした医療論文が多数発表され、エビデンスのある治療法として欧米を中心に広く普及しています。点滴療法研究会会長の医師・医学博士 柳澤厚生著書の『点滴でアンチエイジング』にも高濃度ビタミンC点滴による、数々の病気の症例が紹介されています。
「胃がん発症と手術、抗がん剤の副作用、骨粗しょう症、肝臓への多発性転移、全身の骨にも転移してしまったAさん。がん発症前は身長150㎝、48㎏でしたが、全身に転移が見つかったと頃には22kgまでやせ細り、背中や腰が痛くて杖がないと歩けない状態でした。
医師からは「手の施しようがないく、ホスピスで残りの時間をすごしてはどうかと?」言われるほどになっていました。
しかしAさんは諦めず、高濃度ビタミンC点滴療法はガンに効くという情報を得て、著者のクリニックに来院。すぐに超高濃度ビタミンC点滴を週に2回、定期的に受けました。1ヵ月後が体重5㎏、3か月後には体重が9㎏増加、Aさんの体調はみるみる改善され、杖がないと歩けなかった背中や腰の痛みはほとんどなくなり、介助もなく一人でクリニックに通うほどにまで回復されました。
病状が回復してきてからは、点滴は1週間に1回に減らし、9年目には体重も40kgまでもどり、肌ツヤもよく、はじめに来院したときからは考えられないほどイキイキとされ、定期健診でも肝臓にあったガンは消滅し、血糖値、γ―GTPなど血液検査の数値も全て正常になりました。」(48-51頁)
「低い音が聞こえないことに気づいたドクターのMさん。耳鼻科で検査し、突発性難聴と診断されました。
医師であるMさんは点滴療法の治療があるため、耳鼻科の薬を飲むだけではなく高濃度ビタミンC点滴を併用することにしました。診断を受けた日から毎日、ビタミンC25gを点滴。すると2日目には既に自覚症状が良く、1週間後に再度聴力検査をすると正常に戻り、耳鼻科の先生からも治りがはやいと驚かれました。突発性難聴に関しては、ビタミンC・E、抗酸化サプリメントを飲むと有効であると既に論文が発表されています。また、高濃度ビタミンC点滴による突発性難聴に対する臨床試験も出ています。」(66-67頁)
「朝起きたら腕の内側に痛みがあり、うっすら赤くなっていたYさん。皮膚科で帯状疱疹と診断されました。
Yさんは日ごろから体調維持のために高濃度ビタミンC点滴を受けていたので、抗ウィルス剤をのみながら、その日から3日間、ビタミンC25 gの点滴を受けました。抗ウィルス剤は1週間飲みましたが、栗粒ほどの水泡がたった2個出ただけで、痛みの症状も軽く皮膚科の先生も驚くほどでした。2012年のドイツの論文では複数の施設で帯状疱疹の患者さんにビタミンC点滴を行ったところ、痛みが緩和され、肌のヒリヒリ感が明らかに少なかったと発表されています。」(70-71頁)
「著者の柳澤医師はドクターに点滴療法を指導するときは、患者さんにする前にドクターが体感するよう話しています。
アンチエイジング目的で高濃度ビタミンCをされた女医のMさん。
1カ月に著者の柳澤医師にMさんから電話がありいままで抗うつ剤を服用しながら、日々忙しい診療を過ごしていたそうですが、抗うつ剤が必要なくなった層です。
日本ではあまり知られていませんが、欧米ではうつ症状に対する栄養療法として、ビタミンCが効果的であるのは知られ、治療に使わています。うつは体内の活性酸素が高い状態になることが知られていて、ビタミンC、ビタミンB、マグネシウム、亜鉛などを十分に補給することで、活性酸素を抑え、代謝を改善させうつ症状をよくるすのです。」(72-73頁)
点滴療法会では、高濃度ビタミンC点滴『とても効果あり』とされているものに、
・シミ、くすみ、シワ、たるみ
・吹き出物
・乾燥肌
・薄毛、脱毛
・更年期症状
・目の疲れ、かすみ
・肩こり、疲れ、倦怠、
・寝付きが悪い、眠りが浅い
・不安、うつ症状
・食欲不振、ストレスによる体調不良
・二日酔い
・風邪、インフルエンザ
・鼻炎
・花粉症
・アトピー性皮膚炎
・膠原病、リウマチ
・突発性難聴
・帯状疱疹
・自律神経失調症
・不感症、勃起不全
・線維筋痛症
・気管支炎
・肝炎
・脂肪肝
・便秘
・がん治療
・がん予防
・デドックス効果
・抗酸化効果
以上があげられています。
また『やや効果あり』の症状として、
・太り気味
・冷え性、むくみ
・耳鳴り、聞こえにくい
・寝起きが悪い
・頻尿
・神経痛、関節痛
・メニエール病
・歯周病
・不安神経症
・喘息
・糖尿病と合併症
・心筋梗塞
・狭心症
・脳卒中後遺症
・認知症
・パーキンソン病
・重金属蓄積
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