自然治癒力を高めてくれるプラセンタ注射のご紹介
公開日:2024/10/29 更新日:2024/10/30
本日は自然治癒力を高めてくれると言われている『プラセンタ』についてご紹介していきたいと思います!🌼
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プラセンタ注射とは❓
ヒトの胎盤で作られる細胞増殖因子であるプラセンタを注入する治療法です。
プラセンタは従来、更年期障害や肝機能強化やホルモンバランスを正常化するために用いられてきましたが、近年では美肌や活性酸素を抑制する効果がみとめられ、美容目的や若返り目的でも用いられるようになりました。
またプラセンタに豊富に含まれるアミノ酸には、新陳代謝やコラーゲンの生成が活性化することで、肌に潤いとハリを与え、しわやたるみの改善といった副次的な効果も期待できます。
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当院のプラセンタ注射はラインネック・メルスモンの2種類をご用意しております。
ラインネック:美肌・疲労回復・肝機能改善に効果的。
メルスモン:月経困難症・更年期障害による諸症状の改善に効果的。
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プラセンタに含まれる主な成分🌈
アミノ酸 | ハリをもたらすコラーゲンなどを構成する成分であり、細胞を作るのにかかせない。10数種類のアミノ酸が含まれている。 |
ビタミン | 代謝にかかわる成分。ビタミンB群やビタミンC・D・Eなどが含まれる。 |
ミネラル | 体の健康維持や調整、代謝やホルモンバランスに欠かせない成分。カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄、などの様々な種類が含まれている。 |
酵素 | 食べ物の消化・吸収、代謝に欠かせない成分。 |
核酸 | 遺伝子の修復、新陳代謝の調整を含め、細胞が新しく生まれ変わる時に必要な成分。DNAやRNAなどが含まれている。 |
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これら栄養成分の他にも様々な成長因子が豊富に含まれています😲👏
成長因子とは細胞増殖因子とも呼ばれるたんぱく質の一種。細胞の増殖や分化を促進し再生修復の働きがあり、若々しい肌や健やかな身体づくりをサポートしてくれる成分です。
プラセンタに含まれる成長因子と主な役割🌈
EGF(上皮細胞増殖因子) | 肌のターンオーバーを促進。肌のキメを整える。 |
FGF(繊維芽細胞増殖因子) | コラーゲンやヒアルロン酸を増殖させ肌のハリやツヤをもたらす。 |
HGF(肝細胞増殖因子) | 肝細胞の最も強力な増殖因子であり、肝臓以外の腎臓・膵臓・肺などの多くの臓器で産生されており、
器官再生促進を有する。 |
IGF(インスリン様成長因子) | 肝臓や骨格筋などで産生されるインスリンと類似したペプチドホルモン。
卵や精子の形成、受精卵の発生、生体の発達、成長、成熟、物質代謝の調節、老化の抑制など、 一生にわたって重要な役割を果たすホルモン。 |
NGF(神経細胞増殖因子) | 神経伝達物質の合成促進作用、神経細胞の維持作用、神経細胞損傷時の修復作用、
脳神経の機能回復を促し老化を防止する作用等を持ち合わせた重要なタンパク質。 自律神経のバランスを整える。 |
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期待できる効果🌈
①美白効果
シミの予防だけでなく、今あるシミにも働きかけてくれます。まず、予防についてはメラニン色素を作る「チロシナーゼ」という酵素の活性を阻害する働きがあり、やがてシミとなるメラニンの合成を抑えることができます。また、肌のターンオーバーを促進することで、できてしまったメラニンの排出もスムーズに。今あるシミにも効果が期待できます。
②美肌効果
プラセンタには皮膚細胞の活性化、修復や再生をサポートする栄養素や成長因子が豊富に含まれており肌にハリをもたらし、しわやたるみの改善が期待できます。また強力な抗酸化作用があり過剰な活性酵素の発生を抑制。肌のくすみの改善の効果も期待できます。
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その他にも更年期障害によるほてり、イライラ、のぼせ、不眠、気分の落ち込みといった症状を緩和・改善
PMS(月経前症候群)や生理不順の改善、疲労回復、眼精疲労、不眠、肩凝り・腰痛、花粉などのアレルギー、動脈硬化など、多彩な不調緩和・改善に効果が得られています。
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効果を高める注射の打ち方🌈
最初の3カ月は治療間隔を短くした方が、効果を実感しやすいと言われています。
1回に2アンプル以上が効果的です。
打ち始めは週1~2回程度のご来院をおすすめします。数カ月経過して症状が改善してきたら週1-2回~2週に1回程度が目安になります。
※注射部位の疼痛、発赤等や、悪寒、発熱、発疹等の副作用が起こることがあります。