eCo2フラクショナルレーザーの治療経過(治療から3週間)
公開日:2023/12/26 更新日:2023/12/27
eCO2(エコツー・エコ2)とは、肌の表面に炭酸ガスレーザーでフラクショナル状のごく微細な穴を開け、熱エネルギーを真皮に届くことによって、コラーゲンが増産、エラスチンが再生され、皮膚の再生力により、老化したお肌を入れ替わり、シワ・ニキビ跡・毛穴の開きなどの改善が期待できる治療です。
肌の表面に穴をあけているためダウンタイムが長いというリスクがあります。
ニキビ跡などに人気のフラクショナル炭酸ガスレーザーによる治療ですが、出力に比例して赤みの期間が長く、点状出血なども生じますが、照射出力が弱ければ良い結果を出すことはできません。
eCo2治療の3週間の経過です。
【治療直後】
全体的に赤く、皮膚に穴が開いているのでヒリヒリした感じがします。
皮膚に穴が開いているので、この日は洗顔料での洗顔は控え、リンデロンローションをお渡しさせて頂きます。
【翌日】
赤みはおさまります。
【3日後】
穴をあけたところが点状のカサブタ(血液の固まり)になります。
拡大した写真です。
【5日後】
ところどころ、黒いカサブタがはがれてきます。
強く洗顔すると剥がれるかもしれませんが、血液の中には皮膚を再生、成長させる成分があるので、カサブタを数日付けたままの方がより良い結果が得られます。
【10日後】
カサブタが残っているところがありますが、全体的にはがれてきます。
【14日後】
カサブタが全体的にはがれ、通常にお化粧などができます。
ニキビ痕がお悩みの方にとても人気の治療です。1カ月以上間隔を空けると治療ができます。
傷跡や、クレーター状のニキビ跡を改善したい場合は、肌質改善目的に比べると治療回数を重ねる必要がありますが、ダウンタイムがあるため、長期休暇前などにされる方が多い治療になります。
当院には、以前ご案内させて頂きました、ピコフラクショナルといったフラクショナル治療もございます。改めて、eCo2フラクショナル(炭酸ガスフラクショナル)とピコフラクショナルの違いについてご案内させて頂けたらと思います。
【ご料金】
eCo2お顔全体22,000円
表面麻酔代 3,300円
施術名:ニキビ・ニキビ跡の治療
施術の内容
当院ではにきびに対し、外用薬、内服薬、ケミカル・ピーリング、イオン導入、レーザー照射などを組み合わせ治療を行います。にきび痕についてはレーザー照射、注射、場合により切除による外科治療を組み合わせ治療を行います。
治療のリスク・副作用
治療内容により内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、色素沈着などを生じる可能性があります。
切除では、出血、痛み、創部感染、縫合不全・傷跡の赤みなどを生じることがあります。
治療費
3,300円~330,000円(税込)
治療期間
1か月~1年程度
通院回数
1回~10回程度