赤くなってしまった眉のアートメイク除去・アートメイク修正・調整

1年前に他院で入れたアートメイクの眉の形、色素の赤み、左右の眉のバランスなどを調整して、今あるアートメイクの上に、アートメイクを足して欲しいとご来院になられた患者様。

 

左右のバランス、眉山の高さ、目と眉の距離を考えると、眉の角度を落としてアートメイクをするため、残っているアートメイクがはみ出てしまうことをご説明させていただきました。

ご本人より、はみ出たところは、コンシーラーで隠すとのことでアートメイクを実施いたしました。

 

1か月後に、ご来院されると、眉の形はとてもご満足していただきましたが、やはり、コンシーラーで隠すのが大変とのことで、アートメイク除去をご希望になられました。

まず、部分的に眉尻にYAGレーザーで照射をしたところ、黒く反応しました。

 

眉が全体的に黒く反応してしまうことを避けるため、炭酸ガスレーザーで色素を削りアートメイク除去しました。

炭酸ガスでの除去により、以前のアートメイクが消え、左右のバランスを整え、新たにアートメイク治療いたしました。

眉の形がなだらかになり、眉と目の幅が近くなり、以前よりも優しい目の印象になりとてもお喜びいただきました。

 

施術名:アートメイク除去・修正

施術の内容
皮膚に色素を入れたアートメイクを、レーザー照射や切除術、除去液の使用、新たなアートメイクを重ねるなどの方法で除去・修正する治療です。
治療のリスク・副作用

レーザー(QスイッチYAGレーザー)による除去では内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱、やけど、色素沈着などを生じることがあります。また、ごくまれに白抜けする可能性があります。
切除術は外科手術であるため術後の腫れ、内出血、化膿、感染などのリスクがあります。また傷跡がのこったり、色素沈着を発生させる可能性があります。
アートメイクを重ねる治療ではアートメイクに用いる色素によるかぶれ・アレルギーが発生する可能性があります。なお、これらの治療によりまれに眉毛やまつ毛が生えなくなるリスクもあります。

治療期間

1日~6ヶ月程度

通院回数

1回~6回程度

医薬品・医療機器名

QスイッチYAGレーザー

医薬品・医療機器について

QスイッチYAGレーザーは韓国JEISYS社製の機器です。
QスイッチYAGレーザーを用いた治療は保険適用外の自由診療となります。厚労省の認可(医薬品医療機器等法上の承認)は得ていないため、まだ明らかになっていないリスクが存在する可能性があることをご了承ください。

施術名:タトゥー除去(レーザーによる刺青除去)

施術の内容
タトゥー(刺青)の色に反応するレーザーを照射し、染料を破壊することによりタトゥー(刺青)を薄くする治療です。
治療のリスク・副作用

内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、色素沈着などを生じることがあります。また、治療を繰り返すことにより白抜けする可能性があります。タトゥー(刺青)の色や濃さなどにより治療の回数は変わります。色を薄くするためにかなりの回数が必要な場合があります。

治療費

22,000円~550,000円(税込)

治療期間

6ヶ月~2年程度

通院回数

4回~20回程度